「いとあま。」

はてなダイアリーから引っ越してきました.

共に勝利をつかもう

すかいらーくグループFINALに参戦してきました。
あーなんだろう、普段ならサッカー音痴の感想…とかいろいろ書くところなんですが、それが野暮になってしまうほど、とにかくガッタスザナドゥのイメージが頭から離れなくて。
結果を先に書いてしまえば、ザナドゥ優勝、ガッタス準優勝。総合でも、同じポイント数ながら、dreamが得失点差で優勝、ガッタス2位。と、書いてしまえばあっという間なんですが。でも、同じ結果でも、その場にいられたことが凄い幸せ。悔しさとか、当然あるんですけど、最後の吉澤さんのコメントで、

  • 「総合優勝できませんでした…でもいいです」

これに尽きるかな。当然、そのあと

  • 「悔しいですよ、でも、こんないい試合が出来て(うろ覚え)」

と続きましたけど。


っていうか、今回のガッタスはホント神がかってたように見えました。
まず、新ユニフォーム姿の彼女達が凄い眩しかった。それは、前回までのデザインから、身体の脇の黒ラインが無くなってて、靴下もオレンジになってたからなのかもしれないけど。特に、あさみやみうなのかわえさがとんでもなかったのです。
試合を振り返ってみれば、1回戦ヤンジャン、準決勝ファンタ、決勝ザナドゥと全部0−0のPK戦。3試合とも、正直勝てる気がしなかったくらい、大方ガッタスゴール付近で展開されてたような印象でした。
でも……。
なんだろう、とにかく、先駆者であるという誇りもあったんでしょうか。9人が、悪く言えば「泥臭かった」。勝利にこだわりたい、といった吉澤さんの言葉。ひたすらボールに食らいつく姿が、初期のガッタスに戻ったと言うか。凄く魅かれるものがありました。技術が凄く上がっていた美貴てぃ、コートに入るだけで雰囲気を変えてしまう吉澤さん、いつも手を上げてボールを呼ぶみうな、スピード感がハンパじゃないあさみ、いいパスを出そうという気持ちが伝わる柴ちゃん、ゴールに対する気迫がとんでもない是ちゃん、周りを見てる石川さん、そこにいるだけで安心感がある里ちゃん。
特に辻ちゃんザナドゥ戦で、0点に抑えた、というのが奇跡に近いくらいだった。ザナドゥの選手に突っ込んで行ったり、ゴールポストで?足を痛めてあわや担架が出てきたりとか。それでも、時間はかかったけどちゃんと立ち上がった。4thのdream戦とか、5thの四谷戦だと、頭の中がいっぱいいっぱいだったんじゃないかと思ってた彼女だったけど、落ち着いて試合展開が見られてたように見えました。それまで紺野さんが持ってた「落ち着き」という良さも手に入れて、最強GKになる日も遠い日じゃないんじゃないかなって思うくらい、強かった。
後は、全PK戦であさみ&みうなが登場。1回戦、準決勝と2人揃って決めて勝って来ました。でも、決勝では2人とも外した。凄い、濃いドラマを見てる気にもなってました。
ザナドゥ戦の先発が、カントリー娘。に藤本ってのがもうツボにはまりました。


そしてザナドゥ。言いたい事は山ほどあるけど、今日を見る限りでは、もう早い段階から優勝しちゃうんじゃないかと言う強さを持ってました。GWCの時にも思ったんですが、一人一人見てても、無駄な動きをする人がいないんです。GKからしたら、ホントに嫌なチームかな。複数の方向からゴールを狙われてるような錯覚を起こしてしまうくらい。まーなんていうか、凄く上手い人が1人いるよりも、少し上手い人が数人いたほうが強いってコトですね(…とちくっと毒づいてみる)。


とにかく、いろんなコトがあったけど、無事に?シリーズが終わってよかったですね。スフィア継続宣言もあったことですし、来年も期待してもいいのかな。…でも一番の問題は「助っ人」なんかなー。これは意見の落差が激しそうだし、明確な基準が決められないからすぐには解決できない問題ですけど。ルール改正も含めて、次回まで運営側とチーム側できちっと話をして欲しいなと思います。